男性週刊誌を知る

皆さま、こんにちは。
ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。

新聞や雑誌など紙の出版物が軒並み苦戦を強いられる中、「週刊文春」が好調のようですね。

・「週刊文春」上半期の実売部数が前年同期比104.4%に 定期購読も急増
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/01/news144.html

週刊誌の全体像については、大きく4つのカテゴリーに分類するとわかりやすいでしょう。

  • 男性週刊誌:週刊文春、週刊新潮、週刊現代、週刊ポスト、週刊朝日、サンデー毎日、アサヒ芸能、週刊大衆など
  • 女性週刊誌:週刊女性、女性セブン、女性自身など
  • 写真週刊誌:FRIDAY、FLASH
  • その他:AERA、週刊SPA!、ニューズウイーク日本版など

その上で、今回は男性週刊誌の特徴について、野澤なりに深堀りしてみたいと思います。

出版元の媒体社ごとに分けて理解する

男性週刊誌は以下のように整理して覚えましょう。それぞれのカテゴリーごとに媒体の特徴も異なります。

  • 新聞社系:週刊朝日(朝日新聞出版)、サンデー毎日(毎日新聞出版) ※読売新聞もかつて「読売ウイークリー」を発行していましたが現在は休刊しています。
  • 大手出版社系:週刊文春(文藝春秋)、週刊新潮(新潮社)、週刊現代(講談社)、週刊ポスト(小学館)
  • 中小出版社系:アサヒ芸能(徳間書店)、週刊大衆(双葉社)、週刊実話(日本ジャーナル出版)

部数は下落傾向。読者は高齢化

1980年代に100万部を発行する週刊誌もありましたが、現在では多くが発行部数を大きく落としています。実売ベースで、トップの週刊文春が50万部くらい。最下位のサンデー毎日が7万部程度です。メインの読者層は60代と高齢化しています。

テレビに波及しやすい

週刊誌の読者層と地上波民放テレビ番組の視聴者層は年齢が近いため親和性が高いです。テレビ番組の制作スタッフは週刊誌の報道を参考に番組の企画を考えることも多いといわれます。なので、広報PRの戦術として、まずは自社商品について週刊誌で報道してもらい、その記事を持って番組ディレクターに売り込むという方法は有効です。

取り扱うテーマが幅広い。特に健康・医療が狙い目

政治・経済・社会事件などの報道色の強い硬派なテーマから、グルメ・旅行・芸能ゴシップ・グラビア・スポーツなど柔らかいネタや生活情報まで、幅広いテーマを扱うのが週刊誌の特徴です。読者が高齢者のため、健康や医療ネタは特に刺さりやすい。エビデンスが完全に確立していない健康法や先端医療など(がん治療にこれが効く!みたいな話とか)、新聞やテレビではNGだったネタでも週刊誌だとOKだったりします。

タブーが少ない。訴訟は多い

新聞やテレビなど他の媒体が諸事情や忖度であまり報道しない内容(宗教関連、皇室関連、暴力団関連、スポンサー・広告主関連、芸能プロダクション関連など)を積極的にスクープし特ダネとして取り上げます。特に出版社系の週刊誌はしがらみが少ないので、本が売れれば何でもアリ。これが週刊文春の強さの源泉ですね。ただし、スクープした相手から訴えられることも多く、訴訟費用が週刊誌の経営を圧迫しているといわれています。

まとめ

新聞は宅配制度で売られていますので、内容がつまらくてもすぐに販売部数が下がることはありません。テレビの収益源はスポンサー収入ですから、そもそも視聴者から直接お金をもらっていません。

しかし、週刊誌は違います。売上の大半は販売収入ですから毎号毎号が勝負です。店頭に並んだ本を読者が買ってくれなければ、ダイレクトに売上に影響します。だから週刊誌は基本的に「本が売れてナンボ」の世界、スクープ・特ダネが命。週刊誌の報道姿勢には賛否両論ありますが、基本的に読者が興味を持つテーマなら何でもアリなので、週刊誌は広報にとってありがたい存在です。

ぜひみなさんの広報戦略の中に、週刊誌も組み込んでみてください。

 野澤 直人

株式会社ベンチャー広報 代表取締役
ゼロイチ広報 主宰

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献する。 2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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https://v-pr.co.jp/

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皆さま、こんにちは。
ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。

新聞や雑誌など紙の出版物が軒並み苦戦を強いられる中、「週刊文春」が好調のようですね。

・「週刊文春」上半期の実売部数が前年同期比104.4%に 定期購読も急増
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/01/news144.html

週刊誌の全体像については、大きく4つのカテゴリーに分類するとわかりやすいでしょう。

  • 男性週刊誌:週刊文春、週刊新潮、週刊現代、週刊ポスト、週刊朝日、サンデー毎日、アサヒ芸能、週刊大衆など
  • 女性週刊誌:週刊女性、女性セブン、女性自身など
  • 写真週刊誌:FRIDAY、FLASH
  • その他:AERA、週刊SPA!、ニューズウイーク日本版など

その上で、今回は男性週刊誌の特徴について、野澤なりに深堀りしてみたいと思います。

出版元の媒体社ごとに分けて理解する

男性週刊誌は以下のように整理して覚えましょう。それぞれのカテゴリーごとに媒体の特徴も異なります。

  • 新聞社系:週刊朝日(朝日新聞出版)、サンデー毎日(毎日新聞出版) ※読売新聞もかつて「読売ウイークリー」を発行していましたが現在は休刊しています。
  • 大手出版社系:週刊文春(文藝春秋)、週刊新潮(新潮社)、週刊現代(講談社)、週刊ポスト(小学館)
  • 中小出版社系:アサヒ芸能(徳間書店)、週刊大衆(双葉社)、週刊実話(日本ジャーナル出版)

部数は下落傾向。読者は高齢化

1980年代に100万部を発行する週刊誌もありましたが、現在では多くが発行部数を大きく落としています。実売ベースで、トップの週刊文春が50万部くらい。最下位のサンデー毎日が7万部程度です。メインの読者層は60代と高齢化しています。

テレビに波及しやすい

週刊誌の読者層と地上波民放テレビ番組の視聴者層は年齢が近いため親和性が高いです。テレビ番組の制作スタッフは週刊誌の報道を参考に番組の企画を考えることも多いといわれます。なので、広報PRの戦術として、まずは自社商品について週刊誌で報道してもらい、その記事を持って番組ディレクターに売り込むという方法は有効です。

取り扱うテーマが幅広い。特に健康・医療が狙い目

政治・経済・社会事件などの報道色の強い硬派なテーマから、グルメ・旅行・芸能ゴシップ・グラビア・スポーツなど柔らかいネタや生活情報まで、幅広いテーマを扱うのが週刊誌の特徴です。読者が高齢者のため、健康や医療ネタは特に刺さりやすい。エビデンスが完全に確立していない健康法や先端医療など(がん治療にこれが効く!みたいな話とか)、新聞やテレビではNGだったネタでも週刊誌だとOKだったりします。

タブーが少ない。訴訟は多い

新聞やテレビなど他の媒体が諸事情や忖度であまり報道しない内容(宗教関連、皇室関連、暴力団関連、スポンサー・広告主関連、芸能プロダクション関連など)を積極的にスクープし特ダネとして取り上げます。特に出版社系の週刊誌はしがらみが少ないので、本が売れれば何でもアリ。これが週刊文春の強さの源泉ですね。ただし、スクープした相手から訴えられることも多く、訴訟費用が週刊誌の経営を圧迫しているといわれています。

まとめ

新聞は宅配制度で売られていますので、内容がつまらくてもすぐに販売部数が下がることはありません。テレビの収益源はスポンサー収入ですから、そもそも視聴者から直接お金をもらっていません。

しかし、週刊誌は違います。売上の大半は販売収入ですから毎号毎号が勝負です。店頭に並んだ本を読者が買ってくれなければ、ダイレクトに売上に影響します。だから週刊誌は基本的に「本が売れてナンボ」の世界、スクープ・特ダネが命。週刊誌の報道姿勢には賛否両論ありますが、基本的に読者が興味を持つテーマなら何でもアリなので、週刊誌は広報にとってありがたい存在です。

ぜひみなさんの広報戦略の中に、週刊誌も組み込んでみてください。

 野澤 直人

株式会社ベンチャー広報 代表取締役
ゼロイチ広報 主宰

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献する。 2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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