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大手マスコミが中小ベンチャー企業の取材をためらう理由

こんにちは。ベンチャー広報の野澤です。

つい先日、朝日新聞の中堅記者と食事をしながら情報交換しました。科学医療部に所属し、原発、AI、災害など幅広いテーマで取材をしている記者さんです。

その彼の発言で興味深かったのは「(大手のマスコミにとって)スタートアップやベンチャー企業を取材するのはリスクが大きい。(だからあまり積極的に取材しない)」というコメント。

スタートアップやベンチャー企業を取材するのはリスクが大きい!?

これは大手マスコミの偽らざる本音でしょう。そして、これが大企業に比べてスタートアップやベンチャー企業が大手マスコミから取材されずらい大きな理由のひとつだと改めて認識しました。

その中堅記者曰く「スタートアップや中小ベンチャー企業は玉石混交。もちろん全部じゃないが、筋の悪い会社も多い。下手をしたら反社会勢力や暴力団のフロント企業もある。

間違ってそんな会社を取材したら朝日新聞の信用は地に落ちる。記事を書いた記者自身も上司からは叱られ、社内からは激しく批判される。もちろんスタートアップを取材するにあたって裏取りもするが、その作業自体が面倒。

裏取りの手間をかけて、自分自身がリスクをとってまでスタートアップやベンチャー企業を取材して記事にするのは割に合わないと感じる。」

本音を知っておくことが重要

ちなみに、この記者さんは、比較的、スタートアップやベンチャー企業にも理解があり、積極的に取材をしてくれている人です。その彼がこう言うくらいですから、他の普通の記者は推して知るべしでしょう。

スタートアップ・中小ベンチャー企業の広報活動をする我々としては、まずこの大手マスコミ(全国紙の新聞や大手ビジネス誌、地上波キー局のテレビ番組等)の本音を知っておくことが重要です。「敵(マスコミ)を知り、己を知れば百戦危うからず」。マスコミの中の人が何を考えているか、その本音を深く、正確に理解していないと効果的な広報活動はできません。

どんな戦略・戦術をとるべきか

「スタートアップやベンチャー企業を取材するのはリスクが大きい」という大手マスコミの認識を変えることはできませんから、われわれとしてはそれを前提に広報の戦略・戦術を考え実行する必要があります。

どんな戦略・戦術をとるべきでしょうか。ぜひ読者の皆さんも、ご自身で戦略・戦術のアイデアを考えてみてください。

ちなみにゼロイチ広報では、会員の考えをシェアする場としてFacebookのグループページを活用しています。

 野澤 直人

株式会社ベンチャー広報 代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。 マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、当時無名だった海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ毎年100~140件のマスコミ露出を実現。5年で売上10倍という同社の急成長に貢献する。 2010年に日本では珍しいベンチャー企業・スタートアップ専門のPR会社として株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。講演・講師実績も多数。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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