広報初心者のためのオンラインサロン

[媒体研究]テレビ編

広報初心者のためのオンラインサロン
ゼロイチ広報の三上です。

広報PRパーソンの皆さんが最も関心の高いメディアが、テレビとネットメディアです。

今回、その一つテレビの基礎知識について解説します。

テレビの基礎知識とは

私は長年PR業界に携わっていて、超有名な上場企業でも、スタートアップ・中小企業の広報パーソンも
「テレビ番組から取材されたいのですが、どうしたらいいでしょうか」
「マツコの知らない世界に製品を紹介してもらいたい」
と、テレビに出たくないクライアントはいませんでした。

ではなぜテレビにみなさん関心を寄せるのでしょうか。それは、報道後の影響力が強いからです。私も実は、テレビのプロデューサーとして、民報のBS番組を制作した経験があります。

前職で、東北の震災後、放射能汚染・風評被害と、これまでにない日本の食が不安視されていました。被災地の食の取組みの現状をルポ形式で番組を企画しました。

ご関心があれば、YouTubeで「食の国(ニッポン)を救え! ~食の安全と復興~」と、検索頂ければご覧いただけます。

この時に痛感したのは、とにかく撮れ高=うまく使える構図として撮影画像がとれたかの度合い。が付きまといます。イメージとしては、300%の画像を撮って編集~放映画像で100%に収める感じです。

現地ロケして、何カ所か撮影で回り、スケジュール通り取材者への撮影。天候や取材者の都合でキャンセルになり、改めて現地ロケに行く。テレビ局に収める編集画像が滞り、迫りくる締切日まで恐怖の毎日。

番組の企画上、スポンサーを募り、CMも制作・納品。と、気が狂いそうになりながら放映日を迎えました。取れ高がない!!、でも放映日程は決まっている。テレビプロデューサーは未経験でしたので全くの別世界でした。

ぜひ、被災地の現状や取組みを、多くの視聴者に知って欲しい、その一心でした。ですから、取材・撮影する立場も、少なからず皆さんよりは経験があります。

テレビメディアは視聴率が命!

民放は、CM収入が主な収益源となります。

より多くの視聴者がいないと番組はなりたちません。昔のバブル時代のように、高額制作費を注ぎこんでインパトのある番組づくりは過去のもの。

現在は低予算でいかに面白い&高品質な番組をつくるかが、主流となっています。

視聴率ってなに?

皆さんが何となく知っている視聴率。

改めて解説しましょう。これは㈱ビデオリサーチが、各地区のテレビ視聴率調査を実施しています。各家庭に視聴データを記録できるボックスを設置します。昔、テレビで、実際に設置しているか調べた番組がありました。謎の視聴率ボックスは存在してるんですね。

1%視聴率は、関東:約40万8千人、関西だと 1%=約16万人、名古屋地区は 1%=約9万人と言われています。では、何世帯に設置しているのでしょうか。ちょうど、この3月からリニューアルされるニュースが発表されました。

関東:900世帯→2700世帯
関西:600世帯→1200世帯
札幌:200世帯→400世帯
との事です。

この数字からみても、関東で1%獲得したら約40万人がみていることになります。「マツコの知らない世界」が12%~13%台といわれています。なん百万人も人が見ることになります。

テレビ番組にはジャンルがある事を知るべし

番組には大きく分けて2つに分けられます。一つは報道・情報系番組。もう一つはバラエティ番組。

私の経験から情報提供する頻度の高いのは報道・情報系番組となります。報道・情報系番組は、番組制作スタッフ陣の他に、テレビ局の報道・社会部、経済部、政治部、外信部といった記者も関与しています。

記者は本社、支局、記者クラブ等に配属されます。

朝・昼・夕・夜のニュース番組は、記者関与が高い番組となります。情報系は少し関与が低く、バラエティ番組での記者関与は殆どありません。

私の場合は、ニュース番組狙いなら、まず記者への情報提供に注力します。情報系番組は、記者と番組制作スタッフ陣を。バラエティ番組は、番組制作スタッフ陣を責めます。

番組への攻め方はリサーチが重要

ではどのようにして番組を攻めていくのか、基本について解説します。

<徹底的に番組をリサーチ>

新聞、雑誌、webも同様ですが、テレビも同様です。でも毎日、終日視聴ができません。私は、基本一週間分を録画機でチェックしています。

最低、テレビ東京の
・「WBS」
・「カンブリアカンブリア宮殿」
・「ガイアの夜明け」
・「ゆうがたサテライト」

NHKの
・「おはよう日本/おはBiz、まちかど情報室」

BSテレビ東京
・「日経プラス10」

これ以外の情報番組やニュース番組も、放映内容をチェックして都度録画しています。これを週末にまとめてチェックし、企画立案のヒント、社会・経済のトレンド、番組の放映傾向といった点を分析しています。大抵は早送りで2~3時間費やします。

特にお薦めなのが、BSテレビ東京の「日経プラス10」です。

実は、日経新聞との提携番組で、キャスターやコメンテーターとして、日経新聞社の第一線記者・部長や編集委員が出演しています。私がお世話になった記者の方が、出演されていれば、直接売込みもします。

皆さんも、関連分野で出演された記者が判れば、テレビと合わせて日経新聞への売込みも可能です。これ、お薦めです。

テレビ番組はどんな人が制作しているの?

報道・情報番組系は、新聞社の編集局にあたる報道局の傘下に社会、政治、経済、外信部等があります。その他番組ごとに、下記の主要なポストの局員や制作会社・リサーチ会社スタッフ陣。外部ブレーンとして、放送作家などが関わってきます。

下記が大枠の組織図です。★(☆)は各メディアで情報提供に適しているポストの方となります。

【新聞】
・編集局長
・編集局次長
・経済部長
・経済部次長(デスク)
★新聞記者、編集委員

【テレビ】
・チーフプロデューサー
・プロデューサー
・アシスタントP
★ディレクター
・アシスタントD
・レポーター

【雑誌】
★編集長
・副編集長
・デスク/キャップ
・帰社
☆外部ライター

【テレビ・報道】
・報道局長
・報道局次長
・社会部長
・社会部次長
★社会部記者

テレビの情報源は“新聞”がカナメ

「番組記者や制作スタッフは、どんなメディアが情報源ですか?」「テレビ関係者へ、プレスリリースは見てもらえるんですか?」といった疑問を皆様お待ちです。

私の長年の経験やテレビ制作スタッフに聞いた話ですと、報道・情報系番組は、関連分野の記者(担当部署・記者クラブ経由)や番組経由でのプレスリリース・情報提供が多い。

バラエティ番組系は、番組や制作会社経由でのプレスリリース・情報提供が主になります。また、番組・制作会社の他にリサーチャー(テレビ企画・内容を考えるネタ探しをする専門スタッフ。)という存在もあります。

最近は、記者や制作スタッフの人手不足からこの人たちの役割が重要視されています。その他、どのようなメディアを情報源にするのか、ズバリ“新聞”です。無論、雑誌・Webも対象にはなりますが、比率の高いのはまだ新聞です。

<理由その1>

ある大手週刊誌編集長が、朝の情報番組のコメンテーターとして出演されていた時、朝の3時に局入り。

直ぐに、全国紙(日経、朝日、読売、毎日、産経)、スポーツ紙(日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、ディリースポーツ)各自の机に置いてあり、全紙を読んで情報分析し本番に臨んだと聞いています。

番組スタッフ陣は、全員新聞を読んでいるとも聞きました。皆さんも番組内で、新聞解説コーナーを良く見るかと思います。

つまりテレビの情報源は、新聞は欠かせません。

<理由その2>

業界あるあるですが、全国紙に報道されたらテレビ番組から取材依頼があった、と良く聞きます。上場企業の広報パーソンは、とにもかくにも日経本紙を優先したい。

これには、新聞の影響力とテレビ番組からの取材の確率が高くなる理由からです。

<理由その3>

現在テレビで最も活躍されている、私の知人のジャーナリスト・池上彰氏の書籍です。

・「新聞勉強術」
・「新聞の読み方」
などが上梓されています。

池上氏は、芸能人やアナウンサーではありません。元NHKの記者で、ジャーナリストです。

記者時代にいかに新聞が取材情報源で重要だったのか、聞いた事がありました。皆さんにもぜひ、これらの書籍を読んで、広報パーソンとしての基本を勉強して下さい。テレビ番組の攻め方は改めて解説します。

このブログを読んでの感想や広報活動で悩んでいる事、上司や仲間に“いまさら聞けない”広報について聞きたい事がありましたら、お気軽に下記のメールにご連絡下さい。

メールアドレス:info@v-pr.net(三上宛)

 三上 毅一

シニアPRコンサルタント

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学/地域活性と事業構想の特別講師。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」講師。PR業界歴36年。上場企業、中堅・ベンチャー企業問わず、戦略策定から広報担当者の育成までこなすベテランPRマン。豊富なマスコミ人脈を活かし広報PRの指南役として、BtoBからBtoC企業を幅広く担当、500社以上の実績を持つ。活動範囲もコーポレートコミュニケーション(危機管理広報含む)からマーケティングコミュニケーションまで、幅広スキルと知見を持つ。

オンラインサロン「ゼロイチ広報」を始めた理由とそこに込めた想い。

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。

ベンチャー広報では、2019年10月1日からオンラインサロン「ゼロイチ広報」という新しい取り組みを始めました。月額1万円で参加できる、ベンチャー・スタートアップ企業の広報PR人材育成に特化したオンラインサロンです。

実は、この「ゼロイチ広報」は、私が何年も前から温めていた企画。

このサロンを始めたのには、大きく3つの理由があります。その理由とともに、オンラインサロン「ゼロイチ広報」への想いも書いていきたいと思います。

「一人広報」に苦労した自分の原体験

オンラインサロン「ゼロイチ広報」を始めたいと考えた一番の理由は、自分自身が広報担当者になったばかりの時に味わった苦労です。

私が広報担当者になったのは、マスコミを経て社員20名ほどの会社に転職した、2001年のこと。

広報PR担当は、初心者の私のみ。20名くらいの会社ですから、当然広報部門の上司も先輩もおらず、メディア露出実績も全くない会社でした。私自身、前職でマスコミ経験(雑誌の編集者)があったとはいえ、広報PRと記者では業務内容が全く異なります。

広報PRを学ぶために、本を読んだり、セミナーに行ったりしながら、独学でなんとか「一人広報」をやっていましたが、周りには頼れる先輩や仲間がおらず、一人で悪戦苦闘しました。

そのように手探りの広報をやっていたので、当然自分なりの答えを見つけるまでに遠回りすることも多く、今思えば無駄が多かったように思います。

2001年当時に比べれば、現在ではベンチャー企業やスタートアップの数はかなり増えています。しかしながら、「一人広報」をやらねばならない状況は今も変わっていません。

「一人広報」は気軽に相談する相手がいないだけでなく、PR手法においても悩まされます。なぜなら、いくら本を読んで勉強しても、セミナーに行っても、Webで記事を探しても、広報PRについて情報があるのは大企業についてのものばかり。ベンチャー企業やスタートアップの広報担当者にとっては役に立たない情報がほとんどです。

そんな「一人広報」を経験してきた私自身が、当時自分が欲しかったサービスを形にしたのが、今回のオンラインサロン「ゼロイチ広報」です。相談できる相手や一緒に勉強できる仲間がいて、手探りの一人広報から脱却できたなら、もっと早く成果を出せる人がたくさんいるはず。自分で苦労した経験があるからこそ、その一助になりたいと思っています。

もっと安価に、より多くの広報担当者を支援したい

ベンチャー企業の広報担当者を経て、ベンチャー広報・スタートアップ専門のPR会社を立ち上げて約10年。広報PRに携わる中で、ベンチャー企業・スタートアップの広報ニーズが年々高まっていることを感じています。私が広報担当者になったばかりだった2001年では考えられないほど、多くの中小企業・ベンチャー企業・スタートアップが広報に力を入れるようになっています。

このようにニーズが高まる一方で、これまでの当社のサービスだけでは、ベンチャー企業・スタートアップの広報支援ニーズに応えるのが難しいと感じるようになりました。

一つは、人的リソースの問題です。

広報PRの仕事は労働集約的なので、当社のPRコンサルタントがひとりで受け持てるクライアント数は3~4社が限界。現状、弊社にはスタッフ20人が在籍しているのですが、今もフル稼働していて、残念ながらご依頼頂いたお仕事を全て受けることができず、案件をお断りしたり契約開始を数ヶ月お待ち頂くことも少なくありません。人的リソースの問題でどうしても支援できる企業数に限界があるのです。

もう一つが、金額面における問題です。

当社では、大手PR会社が100万円で提供するサービス(いわゆるリテナー契約)を半額程度で提供していますが、それでもベンチャー企業・スタートアップにとっては決して安い金額ではありません。さらに安価な月額20万円のコンサルティングプランでも、予算的に難しい会社もあるでしょう。

せっかく広報PRに力を入れたいと思っているお客様がいるにもかかわらず、金銭面がネックとなり、十分に支援できないという状況にありました。

こういった課題をふまえ、もっと安価に、より多くの企業や広報担当者を支援したいと考えたときにたどり着いた結論が、月額1万円のオンラインサロンでした。

ベンチャー・スタートアップ広報担当者のレベルの底上げ

私は仕事柄、マスコミの方と話す機会が多くあります。

その中で耳にするのは「大企業と比較すると、ベンチャー企業・スタートアップにはレベルが低い広報担当者が多い」という評価です。

ベンチャー企業・スタートアップでは「広報未経験者が一人広報をやっている」というケースも多いので仕方のないことですが、ベンチャー専門のPR会社をやっている私としては心が痛いのが正直なところ。そんな業界の現状を少しでも改善したいという想いがあります。

そして現在、これまで以上に求められているのが、「確実に0→1(ゼロイチ)の広報を実践出来るPRパーソン」です。

大企業の広報PRをできる人はいますが、ベンチャー企業・スタートアップの広報ができる人材は本当に少ないと感じています。つまり、広報PR人材の需要と供給に、大きなギャップがあるのです。しかも、ベンチャー企業・スタートアップの広報について学ぶ場はほとんどありません。

このままでは、広報PR人材の不足問題は解決しません。このオンラインサロン「ゼロイチ広報」は、そうした課題解決策の一手になると考えています。

「ゼロイチ広報」が目指すのは、学び合い教え合うコミュニティ

オンラインサロン「ゼロイチ広報」は、オンラインの活動をメインにしながら、オフラインでも学べる広報コミュニティにしています。私、野澤が主催者で、当社の現役コンサルタントが責任者を務め、そこに加えてコミュニティマネージャーもいます。

コミュニティマネージャーを置いている理由は、当社から一方的に教えるというスタイルではなく、コミュニティに参加する全員が一体となって、学び合い教え合ってほしいという想いがあるからです。このような体制を基盤として、ゼロイチができる広報担当者を目指し、相互に刺激を与え合えるコミュニティにしたいと思っています。そのために、あえて最初の募集人数は20名限定と、少人数にこだわりました。

2019年8月末から募集を開始したこのオンラインサロンですが、おかげさまで0期生はすぐ満席になり、すでに多くの方から次期受講希望を頂くなど大きな反響がありました。現在は、随時会員を募集しております。

  • ゼロから広報PRを学びたい
  • 広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい
  • PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい
  • 広報PRの横の繋がりが欲しい
  • これまでのコンサルティングは金額が高くて依頼できなかったけれど、広報PRをきちんと学びたい。

このように思っている人は、ぜひオンラインサロン「ゼロイチ広報」をのぞいてみてください。

▶︎オンラインサロン「ゼロイチ広報」
https://v-pr.co.jp/

▶︎会員主催で企画から運営まで行われたLT大会の様子です!
ゼロイチ広報の日常の様子や、会員の方々の雰囲気をお届けします!

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お申し込み後、3日以内に入力メールアドレス宛に連絡させていいただきます。

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広報初心者のためのオンラインサロン
ゼロイチ広報の三上です。

広報PRパーソンの皆さんが最も関心の高いメディアが、テレビとネットメディアです。

今回、その一つテレビの基礎知識について解説します。

テレビの基礎知識とは

私は長年PR業界に携わっていて、超有名な上場企業でも、スタートアップ・中小企業の広報パーソンも
「テレビ番組から取材されたいのですが、どうしたらいいでしょうか」
「マツコの知らない世界に製品を紹介してもらいたい」
と、テレビに出たくないクライアントはいませんでした。

ではなぜテレビにみなさん関心を寄せるのでしょうか。それは、報道後の影響力が強いからです。私も実は、テレビのプロデューサーとして、民報のBS番組を制作した経験があります。

前職で、東北の震災後、放射能汚染・風評被害と、これまでにない日本の食が不安視されていました。被災地の食の取組みの現状をルポ形式で番組を企画しました。

ご関心があれば、YouTubeで「食の国(ニッポン)を救え! ~食の安全と復興~」と、検索頂ければご覧いただけます。

この時に痛感したのは、とにかく撮れ高=うまく使える構図として撮影画像がとれたかの度合い。が付きまといます。イメージとしては、300%の画像を撮って編集~放映画像で100%に収める感じです。

現地ロケして、何カ所か撮影で回り、スケジュール通り取材者への撮影。天候や取材者の都合でキャンセルになり、改めて現地ロケに行く。テレビ局に収める編集画像が滞り、迫りくる締切日まで恐怖の毎日。

番組の企画上、スポンサーを募り、CMも制作・納品。と、気が狂いそうになりながら放映日を迎えました。取れ高がない!!、でも放映日程は決まっている。テレビプロデューサーは未経験でしたので全くの別世界でした。

ぜひ、被災地の現状や取組みを、多くの視聴者に知って欲しい、その一心でした。ですから、取材・撮影する立場も、少なからず皆さんよりは経験があります。

テレビメディアは視聴率が命!

民放は、CM収入が主な収益源となります。

より多くの視聴者がいないと番組はなりたちません。昔のバブル時代のように、高額制作費を注ぎこんでインパトのある番組づくりは過去のもの。

現在は低予算でいかに面白い&高品質な番組をつくるかが、主流となっています。

視聴率ってなに?

皆さんが何となく知っている視聴率。

改めて解説しましょう。これは㈱ビデオリサーチが、各地区のテレビ視聴率調査を実施しています。各家庭に視聴データを記録できるボックスを設置します。昔、テレビで、実際に設置しているか調べた番組がありました。謎の視聴率ボックスは存在してるんですね。

1%視聴率は、関東:約40万8千人、関西だと 1%=約16万人、名古屋地区は 1%=約9万人と言われています。では、何世帯に設置しているのでしょうか。ちょうど、この3月からリニューアルされるニュースが発表されました。

関東:900世帯→2700世帯
関西:600世帯→1200世帯
札幌:200世帯→400世帯
との事です。

この数字からみても、関東で1%獲得したら約40万人がみていることになります。「マツコの知らない世界」が12%~13%台といわれています。なん百万人も人が見ることになります。

テレビ番組にはジャンルがある事を知るべし

番組には大きく分けて2つに分けられます。一つは報道・情報系番組。もう一つはバラエティ番組。

私の経験から情報提供する頻度の高いのは報道・情報系番組となります。報道・情報系番組は、番組制作スタッフ陣の他に、テレビ局の報道・社会部、経済部、政治部、外信部といった記者も関与しています。

記者は本社、支局、記者クラブ等に配属されます。

朝・昼・夕・夜のニュース番組は、記者関与が高い番組となります。情報系は少し関与が低く、バラエティ番組での記者関与は殆どありません。

私の場合は、ニュース番組狙いなら、まず記者への情報提供に注力します。情報系番組は、記者と番組制作スタッフ陣を。バラエティ番組は、番組制作スタッフ陣を責めます。

番組への攻め方はリサーチが重要

ではどのようにして番組を攻めていくのか、基本について解説します。

<徹底的に番組をリサーチ>

新聞、雑誌、webも同様ですが、テレビも同様です。でも毎日、終日視聴ができません。私は、基本一週間分を録画機でチェックしています。

最低、テレビ東京の
・「WBS」
・「カンブリアカンブリア宮殿」
・「ガイアの夜明け」
・「ゆうがたサテライト」

NHKの
・「おはよう日本/おはBiz、まちかど情報室」

BSテレビ東京
・「日経プラス10」

これ以外の情報番組やニュース番組も、放映内容をチェックして都度録画しています。これを週末にまとめてチェックし、企画立案のヒント、社会・経済のトレンド、番組の放映傾向といった点を分析しています。大抵は早送りで2~3時間費やします。

特にお薦めなのが、BSテレビ東京の「日経プラス10」です。

実は、日経新聞との提携番組で、キャスターやコメンテーターとして、日経新聞社の第一線記者・部長や編集委員が出演しています。私がお世話になった記者の方が、出演されていれば、直接売込みもします。

皆さんも、関連分野で出演された記者が判れば、テレビと合わせて日経新聞への売込みも可能です。これ、お薦めです。

テレビ番組はどんな人が制作しているの?

報道・情報番組系は、新聞社の編集局にあたる報道局の傘下に社会、政治、経済、外信部等があります。その他番組ごとに、下記の主要なポストの局員や制作会社・リサーチ会社スタッフ陣。外部ブレーンとして、放送作家などが関わってきます。

下記が大枠の組織図です。★(☆)は各メディアで情報提供に適しているポストの方となります。

【新聞】
・編集局長
・編集局次長
・経済部長
・経済部次長(デスク)
★新聞記者、編集委員

【テレビ】
・チーフプロデューサー
・プロデューサー
・アシスタントP
★ディレクター
・アシスタントD
・レポーター

【雑誌】
★編集長
・副編集長
・デスク/キャップ
・帰社
☆外部ライター

【テレビ・報道】
・報道局長
・報道局次長
・社会部長
・社会部次長
★社会部記者

テレビの情報源は“新聞”がカナメ

「番組記者や制作スタッフは、どんなメディアが情報源ですか?」「テレビ関係者へ、プレスリリースは見てもらえるんですか?」といった疑問を皆様お待ちです。

私の長年の経験やテレビ制作スタッフに聞いた話ですと、報道・情報系番組は、関連分野の記者(担当部署・記者クラブ経由)や番組経由でのプレスリリース・情報提供が多い。

バラエティ番組系は、番組や制作会社経由でのプレスリリース・情報提供が主になります。また、番組・制作会社の他にリサーチャー(テレビ企画・内容を考えるネタ探しをする専門スタッフ。)という存在もあります。

最近は、記者や制作スタッフの人手不足からこの人たちの役割が重要視されています。その他、どのようなメディアを情報源にするのか、ズバリ“新聞”です。無論、雑誌・Webも対象にはなりますが、比率の高いのはまだ新聞です。

<理由その1>

ある大手週刊誌編集長が、朝の情報番組のコメンテーターとして出演されていた時、朝の3時に局入り。

直ぐに、全国紙(日経、朝日、読売、毎日、産経)、スポーツ紙(日刊スポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、ディリースポーツ)各自の机に置いてあり、全紙を読んで情報分析し本番に臨んだと聞いています。

番組スタッフ陣は、全員新聞を読んでいるとも聞きました。皆さんも番組内で、新聞解説コーナーを良く見るかと思います。

つまりテレビの情報源は、新聞は欠かせません。

<理由その2>

業界あるあるですが、全国紙に報道されたらテレビ番組から取材依頼があった、と良く聞きます。上場企業の広報パーソンは、とにもかくにも日経本紙を優先したい。

これには、新聞の影響力とテレビ番組からの取材の確率が高くなる理由からです。

<理由その3>

現在テレビで最も活躍されている、私の知人のジャーナリスト・池上彰氏の書籍です。

・「新聞勉強術」
・「新聞の読み方」
などが上梓されています。

池上氏は、芸能人やアナウンサーではありません。元NHKの記者で、ジャーナリストです。

記者時代にいかに新聞が取材情報源で重要だったのか、聞いた事がありました。皆さんにもぜひ、これらの書籍を読んで、広報パーソンとしての基本を勉強して下さい。テレビ番組の攻め方は改めて解説します。

このブログを読んでの感想や広報活動で悩んでいる事、上司や仲間に“いまさら聞けない”広報について聞きたい事がありましたら、お気軽に下記のメールにご連絡下さい。

メールアドレス:info@v-pr.net(三上宛)

三上 毅一

シニアPRコンサルタント

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学/地域活性と事業構想の特別講師。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」講師。PR業界歴36年。上場企業、中堅・ベンチャー企業問わず、戦略策定から広報担当者の育成までこなすベテランPRマン。豊富なマスコミ人脈を活かし広報PRの指南役として、BtoBからBtoC企業を幅広く担当、500社以上の実績を持つ。活動範囲もコーポレートコミュニケーション(危機管理広報含む)からマーケティングコミュニケーションまで、幅広スキルと知見を持つ。

オンラインサロン「ゼロイチ広報」を始めた理由とそこに込めた想い。

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人です。

ベンチャー広報では、2019年10月1日からオンラインサロン「ゼロイチ広報」という新しい取り組みを始めました。月額1万円で参加できる、ベンチャー・スタートアップ企業の広報PR人材育成に特化したオンラインサロンです。

実は、この「ゼロイチ広報」は、私が何年も前から温めていた企画。

このサロンを始めたのには、大きく3つの理由があります。その理由とともに、オンラインサロン「ゼロイチ広報」への想いも書いていきたいと思います。

「一人広報」に苦労した自分の原体験

オンラインサロン「ゼロイチ広報」を始めたいと考えた一番の理由は、自分自身が広報担当者になったばかりの時に味わった苦労です。

私が広報担当者になったのは、マスコミを経て社員20名ほどの会社に転職した、2001年のこと。

広報PR担当は、初心者の私のみ。20名くらいの会社ですから、当然広報部門の上司も先輩もおらず、メディア露出実績も全くない会社でした。私自身、前職でマスコミ経験(雑誌の編集者)があったとはいえ、広報PRと記者では業務内容が全く異なります。

広報PRを学ぶために、本を読んだり、セミナーに行ったりしながら、独学でなんとか「一人広報」をやっていましたが、周りには頼れる先輩や仲間がおらず、一人で悪戦苦闘しました。

そのように手探りの広報をやっていたので、当然自分なりの答えを見つけるまでに遠回りすることも多く、今思えば無駄が多かったように思います。

2001年当時に比べれば、現在ではベンチャー企業やスタートアップの数はかなり増えています。しかしながら、「一人広報」をやらねばならない状況は今も変わっていません。

「一人広報」は気軽に相談する相手がいないだけでなく、PR手法においても悩まされます。なぜなら、いくら本を読んで勉強しても、セミナーに行っても、Webで記事を探しても、広報PRについて情報があるのは大企業についてのものばかり。ベンチャー企業やスタートアップの広報担当者にとっては役に立たない情報がほとんどです。

そんな「一人広報」を経験してきた私自身が、当時自分が欲しかったサービスを形にしたのが、今回のオンラインサロン「ゼロイチ広報」です。相談できる相手や一緒に勉強できる仲間がいて、手探りの一人広報から脱却できたなら、もっと早く成果を出せる人がたくさんいるはず。自分で苦労した経験があるからこそ、その一助になりたいと思っています。

もっと安価に、より多くの広報担当者を支援したい

ベンチャー企業の広報担当者を経て、ベンチャー広報・スタートアップ専門のPR会社を立ち上げて約10年。広報PRに携わる中で、ベンチャー企業・スタートアップの広報ニーズが年々高まっていることを感じています。私が広報担当者になったばかりだった2001年では考えられないほど、多くの中小企業・ベンチャー企業・スタートアップが広報に力を入れるようになっています。

このようにニーズが高まる一方で、これまでの当社のサービスだけでは、ベンチャー企業・スタートアップの広報支援ニーズに応えるのが難しいと感じるようになりました。

一つは、人的リソースの問題です。

広報PRの仕事は労働集約的なので、当社のPRコンサルタントがひとりで受け持てるクライアント数は3~4社が限界。現状、弊社にはスタッフ20人が在籍しているのですが、今もフル稼働していて、残念ながらご依頼頂いたお仕事を全て受けることができず、案件をお断りしたり契約開始を数ヶ月お待ち頂くことも少なくありません。人的リソースの問題でどうしても支援できる企業数に限界があるのです。

もう一つが、金額面における問題です。

当社では、大手PR会社が100万円で提供するサービス(いわゆるリテナー契約)を半額程度で提供していますが、それでもベンチャー企業・スタートアップにとっては決して安い金額ではありません。さらに安価な月額20万円のコンサルティングプランでも、予算的に難しい会社もあるでしょう。

せっかく広報PRに力を入れたいと思っているお客様がいるにもかかわらず、金銭面がネックとなり、十分に支援できないという状況にありました。

こういった課題をふまえ、もっと安価に、より多くの企業や広報担当者を支援したいと考えたときにたどり着いた結論が、月額1万円のオンラインサロンでした。

ベンチャー・スタートアップ広報担当者のレベルの底上げ

私は仕事柄、マスコミの方と話す機会が多くあります。

その中で耳にするのは「大企業と比較すると、ベンチャー企業・スタートアップにはレベルが低い広報担当者が多い」という評価です。

ベンチャー企業・スタートアップでは「広報未経験者が一人広報をやっている」というケースも多いので仕方のないことですが、ベンチャー専門のPR会社をやっている私としては心が痛いのが正直なところ。そんな業界の現状を少しでも改善したいという想いがあります。

そして現在、これまで以上に求められているのが、「確実に0→1(ゼロイチ)の広報を実践出来るPRパーソン」です。

大企業の広報PRをできる人はいますが、ベンチャー企業・スタートアップの広報ができる人材は本当に少ないと感じています。つまり、広報PR人材の需要と供給に、大きなギャップがあるのです。しかも、ベンチャー企業・スタートアップの広報について学ぶ場はほとんどありません。

このままでは、広報PR人材の不足問題は解決しません。このオンラインサロン「ゼロイチ広報」は、そうした課題解決策の一手になると考えています。

「ゼロイチ広報」が目指すのは、学び合い教え合うコミュニティ

オンラインサロン「ゼロイチ広報」は、オンラインの活動をメインにしながら、オフラインでも学べる広報コミュニティにしています。私、野澤が主催者で、当社の現役コンサルタントが責任者を務め、そこに加えてコミュニティマネージャーもいます。

コミュニティマネージャーを置いている理由は、当社から一方的に教えるというスタイルではなく、コミュニティに参加する全員が一体となって、学び合い教え合ってほしいという想いがあるからです。このような体制を基盤として、ゼロイチができる広報担当者を目指し、相互に刺激を与え合えるコミュニティにしたいと思っています。そのために、あえて最初の募集人数は20名限定と、少人数にこだわりました。

2019年8月末から募集を開始したこのオンラインサロンですが、おかげさまで0期生はすぐ満席になり、すでに多くの方から次期受講希望を頂くなど大きな反響がありました。現在は、随時会員を募集しております。

  • ゼロから広報PRを学びたい
  • 広報担当者不在の企業でこれから広報PR領域を強化していきたい
  • PRコンサルタントとして独立(または転職)のためのスキルを身に付けたい
  • 広報PRの横の繋がりが欲しい
  • これまでのコンサルティングは金額が高くて依頼できなかったけれど、広報PRをきちんと学びたい。

このように思っている人は、ぜひオンラインサロン「ゼロイチ広報」をのぞいてみてください。

▶︎オンラインサロン「ゼロイチ広報」
https://v-pr.co.jp/

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